スクールのコーチをしていると「テニスラケットってどれくらい使うものなの?寿命ってあるの?」と多くの方に聞かれることがあります。
本記事ではテニスラケットの寿命と買い替えの時期についてお話しします!
・テニスラケットの買い替えの時期は?
・テニスラケットの寿命を知りたい
一般的に言われているラケットの寿命
一般的には2~3年がラケットの寿命だと言われています。
これはだいたい週に2~3回プレーした場合の寿命です。
トッププレイヤーレベルですと、半年~1年で交換する場合もあります。
使用頻度やプレーレベルなどによって寿命は変わりますので、結論的には人それぞれということです。
ラケット劣化のサインは?
フレームにヒビ・亀裂が入る
ラケットはボールを打っているだけでもフレームが折れたり、ヒビが入ることがあります。
ボールを打った際に、フレームはしなるようにできているため、繰り返し負荷がかかることでラケットも劣化が進んでしまいます。
一般的なレッスンレベル、週末プレーヤーでしたらそれほどラケットが折れることはありませんが、プレーヤーレベルとなると、強烈はボールを打ち続けるため、折れる可能性は十分に考えれます。
小さいヒビなら塗装自体が欠けているだけということも考えられますが、長い亀裂が入っている場合には内側のカーボンから折れている可能性が考えられます。
打球音がおかしい
ボールを打った際に「ビ~ン」といった間延びするような打球音となっている場合、フレームの劣化が進んでいる可能性があります。
確認としてはラケットを10~20cmの高さから、落としてあげてみてください。
「バイ~ン」、「ビ~ン」といった響くような、異音があればラケットの劣化が進んでいるサインかもしれません。
(上記のような音はもしかしたら、グリップ内の異音の可能性もあるため、エンドキャップを取って掃除をしてみると改善する場合もありますよ)
ボールが飛ばない
劣化したラケットですが、フレーム素材自体が衰えてしまい、しっかりとした「しなり」を生み出すことができません。
「あまりボールが飛ばなくなったな…」と感じたら、ガットやボールが理由ではなくラケット自体の寿命が考えられます。
ラケットの寿命はそれほど気にしなくていい?
ラケットの寿命は2~3年とお伝えはしましたが、僕個人の意見としてはその人自身に馴染んだ打感やフィーリングになっているのであれば、何年使い込もうが問題ない!
と思います。
より違う感覚を楽しみたい、新しいラケットにして気分を変えたいと思っている方は、そこが自分のラケットの寿命として考えれば良いのではないでしょうか!
(誰しもが新しい感覚を楽しみたいですからね)
ラケット買い替えを検討中の方は参考にしてみてください↓
まとめ
ラケットの寿命は人それぞれ!!
ラケットにこだわりを持って使ってあげましょう!
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