テニスは動きが激しく、切り返しの多いスポーツのためシューズのサイズ感はとても重要になってきます。また、コート別にソール(靴底)の造りが違っており、プレーするコートによって使い分けるのが一般的です。
本記事では正しいテニスシューズの選び方や、コート別でのシューズの使い分けについて紹介します。
・テニスシューズの選び方が知りたい
・正しいサイズ感がわからない
・コートによってどのように使い分けたらいいか知りたい
サイズ感のポイントは?
つま先には少しゆとりを
つま先のサイズ感としては指先が多少動かせる程度、1.0センチ程度の余裕があるか確認しましょう。
足の実寸よりも0.5~1.0cm大きなサイズを選ぶのが良いかと思います。
つま先に十分なすき間がないと、まめの原因となってしまいます。
足幅(横幅)も大切!
左右の動きが多いテニスでは足幅がしっかり合ったものを選択するのが大切です!
テニスシューズは同じサイズでも足幅の狭いものから広いものまで種類が分けられています。
(E→2E→3E→4Eなど細かいサイズがあります。)
日本人の平均は3Eです。
幅広の方は4Eを選びましょう。
足の甲はきつくないか
足の甲を覆うアッパーの部分がしっかりフィットしているか確認しましょう。
テニスはプレー時間も長いため、夕方になると足のむくみにより足の甲がきつくなることもあります。
試し履きの際にはしっかりと靴ひもを締めてきつくないか確認しましょう。
コート別で選ぶ
テニスコートには様々な種類があるため、それぞれソール(靴底)の形状によって使い分けることをおすすめします。
ハードコート用シューズの特徴
コンクリートのように固いため、摩擦による抵抗が高いコートです。
ほとんど滑ることはできず、しっかりとストップする必要があります。
一般的に「オールコート用」と書かれたものが、このコートで使用するには適しています。
ソールはこのような形のものを選びましょう。
シューズの消耗が激しいため、耐久性を重視して選ぶことも重要です。
オムニ(砂入り人工芝)・クレーコート用シューズの特徴
どちらも滑りやすいコートとなっているため、グリップ力を強め、ブレーキが効きやすいソールの形状となっています。ブツブツしたソールが特徴。
厳密にはオムニ用とクレー用でソールの形は違うのですが、兼用できるタイプのものが多く売られています。
(海外ではオムニコートは普及していません。)
カーペットコート用シューズの特徴
テニススクールなどで多く使用されるカーペットコート。
スポーツショップなどではあまり取り扱いがありません…(ほとんど見たことない)
ソールはかなり特徴的で凹凸のないツルツルな形です。
オールコート用ですべて使えるのでは?
オムニコートやクレーコートなどでも「オールコート用」のシューズは使用できます!
しかし、グリップ力が専用のシューズよりも劣るため、オムニやクレーなどの滑りやすいコートだと切り返しやストップが難しい印象です。
また、カーペットにおいてもオールコート用は凹凸がある分、かなり引っ掛かりやすくなってしまいます。
まったく滑ることはできず、急にストップがかかってしまいケガにつながる恐れもあります。
個人的にはしっかりとコートによってシューズは使い分けることが大切と思います!
パフォーマンスにも影響してきますからね。
まとめ
様々なコートで楽しめるのもテニスの魅力の一つ。
コートに合わせたシューズを選んで、ケガなくテニスを楽しみましょう!
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