テニスボールは一度開封すると徐々に空気圧が少なくなり、劣化が始まります。
次回使用したときには打感がまったく別物に。
保存方法によってもテニスボールの「持ち」は変わります!
今回はテニスボールの正しい保存方法、注意すべき点についてお話しします。
高温・多湿は避ける
テニスボールのフェルト内部はゴムでできています。高温・多湿の環境ですと当然ゴムの劣化が進んでしまいます!
特に夏場の暑い季節はカゴにボールを入れて車に放置されている方もいるかと思いますが、避けた方が良いでしょう。
テニスボールは屋外・炎天下で使用するものではあるものの、保存する際は高温・多湿には注意しましょう!
ベストは10〜30度の室内での保存です!
直射日光は避ける
テニスボールはフェルトに包まれていますが、直射日光を受けることで、フェルトの変色が起こります。(だんだん白く脱色されていきます。)
フェルト部分が劣化したり、摩耗することでボールの毛が抜けボールが弾まなくなったり、スピンがかけにくくなるなど、プレーに影響が出る可能性もあります。
空気圧を維持する
テニスボールは空気圧が大切です!
テニスボールはおよそ1.8気圧となるよう窒素ガスが入っております。
缶の中身は通常2.0気圧程度。
空気中の空気圧が1.0気圧ですので、開封後は徐々に1.0気圧に近づいてしまいボールがペコペコになるわけです。
缶に戻しておくだけでは自然と空気が抜けてしまいます。
最近ではボール内の空気圧を維持・改善してくれる特殊な容器もあります!
加圧できる容器となっており、ボールを復活させてくれる魔法の容器。
そちらの記事は以前記事にしましたので、こちらからどうぞ↓
まとめ
テニスボールは一度の使用でも打感が変わってしまうほど意外に繊細。
金銭面的にもなるべく長持ちさせてあげたいですよね。
なるべく気持ちよくプレイするためにもテニスボールの保存方法を考えてみるのはいかがでしょうか。
少しでも今後のテニスライフの参考にしていただけたらと思います。
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